送り出した社員が受け手企業に転職することを禁止にできますか?
受け手企業への転職は禁止としております。契約書において、受け手企業には研修後のリクルーティングの禁止に合意いただきます。また、研修後に現職で行う目標に向けてプロジェクト設計をしていきますので、対象社員も研修後のイメージを持って受け手企業にて勤務していただけます。
出向との違いは何ですか?
出向は、出向先と雇用契約を結ぶため労働提供が必要で、人件費も原則として出向元・出向先双方が負担します。企業間留学の場合は、研修として受け手企業で就業いたしますので、基本的にはすべての費用負担を送り手の企業がカバーいたします。そのため、企業間留学は出向よりも幅広い企業とのマッチングが可能です。
留学者がトラブルを起こさないでしょうか?
留学する社員に起因するトラブルに関しましては、一つの企業の枠を超え、人が「越境」する状態となるため、一定のリスクが存在いたします。情報の取り扱い規定など、留学前に送り手企業、受け手企業の双方間ですり合わせし、研修契約に項目を盛り込むことにおいて、極力リスクを回避するように調整していきます。受け入れに当たり、受け手企業内でカバーできる裁量で留学プログラムを立案いただき、当該枠組みにて賛同いただける形でプログラムを進めていきます。
どんな所に留学をさせるべきかわかりません。
企業間留学は、あくまでも課題解決の手段ですので、取り組みたい課題によって適正な留学先は異なります。専属のコンサルタントが課題のヒアリングからマッチング先の検討までご対応させていただきますので、ご安心ください。
料金体系が知りたいです。
本サービスは、実際に留学が実現したタイミングでご料金を頂戴する成功報酬型です。プロジェクト設計段階では料金は発生しませんので、ご安心してご相談いただけます。
導入はまだ検討レベルですが、相談しても構わないですか?
新しい構造の人材開発制度ですので、まずはお時間を頂戴しながら設計を進めさせていただいております。ご興味段階でもお気軽にご相談ください。
従業員満足度や企業イメージ向上に効果がありますか?
昨今では、幅広い経験を積み、キャリアを向上させたいという方が増えています。こうしたマーケットにおいては、留学といった形態で人材投資をされる企業は好意的に受け取られる傾向が強いです。
再就職支援の一環として利用できますか?
本サービスは、人材開発の手段として社外で勤務をしていただく構造です。留学後は帰社いただくことが前提となりますので、再就職支援には活用いただけません。
制度として浸透しているのでしょうか?
こうした越境学習は、コロナ禍によって不透明となったマーケットを生き抜く力を磨くために注目を浴び始めた新しいコンテンツです。利用相談は加速度的に増えており、変化への関心が高い会社さまよりご反響いただいております。