用語集

くるみんマーク認定

読み:くるみんまあくにんてい

「くるみんマーク認定」とは、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣から認定された証です。

常時雇用する従業員が101人以上の企業は「次世代育成支援対策推進法」に基づき、従業員の仕事と子育てに関する「一般事業主行動計画」の策定・届出、外部への公表、従業員への周知等を行うことが義務化されています(100人以下の企業は努力義務となります)。
そして、一般事業主行動計画に定めた目標を達成するなど、一定の基準を満たした企業は、申請することによって「くるみんマーク認定」を受けることができます。

令和4年4月に認定基準が改定されました。
認定には、「トライくるみん」「くるみん」「プラチナくるみん」の3種類があり、企業における「男性従業員の育児休業等取得率」や「企業独自の育児を目的とした休暇制度利用率」などの数値によって、認定の種類が異なります。例えば、男性従業員の育児休業等取得率は、「トライくるみん」は7%以上、「くるみん」は10%以上、「プラチナくるみん」は30%以上が認定基準となっています。
また、不妊治療と仕事の両立支援に取り組む企業は「プラスマーク」として、企業が取得するくるみんマークに追加して認定を受けることができます。

「くるみんマーク認定」を受けた企業は、自社の商品や求人広告、自社サイト等にマークを表示することができ、子育てサポートに力を入れている企業であることを、実績とともに就活生や求職者にアピールできます。また、採用だけでなく優秀な従業員の定着にもつながります。

<監修者>
丁海煌(ちょん・へふぁん)/1988年4月3日生まれ。弁護士/弁護士法人オルビス所属/弁護士登録後、一般民事事件、家事事件、刑事事件等の多種多様な訴訟業務に携わる。2020年からは韓国ソウルの大手ローファームにて、日韓企業間のM&Aや契約書諮問、人事労務に携わり、2022年2月に日本帰国。現在、韓国での知見を活かし、日本企業の韓国進出や韓国企業の日本進出のリーガルサポートや、企業の人事労務問題などを手掛けている。

 

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