管理栄養士とは、栄養や食の専門家として健康の維持・増進や、疾病の予防・治療を目指す食事療法の提供ができる国家資格の取得者のことです。
管理栄養士になるには、高校卒業後に管理栄養士養成課程のある大学、短期大学、専門学校に入学し、所定の単位を取得して卒業することが必要です。管理栄養士国家試験に合格し、厚生労働大臣から認定を受けることで、管理栄養士になることができます。
管理栄養士と栄養士の違いとして、栄養士は健康な人を対象に業務を行う一方、管理栄養士は健康な人のほかにも、傷病を患っている人や高齢で食事がとりにくい人など、特別な配慮が必要な人への栄養指導を行うことができるという対象者の違いがあります。
また、栄養士は養成施設で学び卒業することで都道府県知事から認定を受けて資格を得ることができますが、管理栄養士は国家試験の合格が必要です。
管理栄養士は病院や福祉施設などで、主に下記のような仕事を行います。
<管理栄養士の仕事内容例>
【参照】
<監修者> 丁海煌(ちょん・へふぁん)/1988年4月3日生まれ。弁護士/弁護士法人オルビス所属/弁護士登録後、一般民事事件、家事事件、刑事事件等の多種多様な訴訟業務に携わる。2020年からは韓国ソウルの大手ローファームにて、日韓企業間のM&Aや契約書諮問、人事労務に携わり、2022年2月に日本帰国。現在、韓国での知見を活かし、日本企業の韓国進出や韓国企業の日本進出のリーガルサポートや、企業の人事労務問題などを手掛けている。 |