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女性活躍推進企業認定「えるぼし・プラチナえるぼし認定」
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女性活躍推進企業認定「えるぼし・プラチナえるぼし認定」
読み:えるぼし・ぷらちなえるぼしにんてい
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「えるぼし認定」は、2016年に施行された女性活躍推進法にもとづき、女性活躍に関する取り組みの実施状況が優良であるなどの要件を満たした企業が申請すると、厚生労働省から受けられる認定です。
「えるぼし認定」の認定基準は、「1. 採用」「2. 継続就業」「3. 労働時間等の働き方」「4. 管理職比率」「5. 多様なキャリアコース」の5項目からなり、満たした項目数に応じて「1つ星」「2つ星」「3つ星」と3種類の認定に分かれています。
さらに、2020年6月からは、より水準の高い「プラチナえるぼし認定」が創設されました。これは、「えるぼし認定」を受けた企業のうち、一般事業主行動計画に定めた目標を達成していることや、特に優れた取り組みを行っていることなどが認められた場合に取得できます。
認定を希望する場合は、一般事業主行動計画を策定し、所轄の都道府県労働局へ申請します。その後、自社における女性の活躍に関する状況について、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」や自社のホームページ等に公表します。取り組みの実施状況などの基準を満たしていることが認められると、厚生労働大臣の認定を受けることができます。
認定を受けた企業は、認定マーク(愛称「えるぼし」)を商品や広告、求人票などに使用することができ、女性の活躍を推進している企業であることをアピールできます。また、公共調達において優遇措置が取られたり、日本政策金融公庫の「働き方改革推進支援資金」を通常よりも低金利で利用することができたりするメリットもあります。
<監修者>
丁海煌(ちょん・へふぁん)/1988年4月3日生まれ。弁護士/弁護士法人オルビス所属/弁護士登録後、一般民事事件、家事事件、刑事事件等の多種多様な訴訟業務に携わる。2020年からは韓国ソウルの大手ローファームにて、日韓企業間のM&Aや契約書諮問、人事労務に携わり、2022年2月に日本帰国。現在、韓国での知見を活かし、日本企業の韓国進出や韓国企業の日本進出のリーガルサポートや、企業の人事労務問題などを手掛けている。
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