コロナ禍の学校に元気を取り戻す 東北芸術工科大学emmyFlowerプロジェクト
コロナ禍の中でも、大学に活気をもたらし、社会的にも貢献できる方法はないものか?
そう思った学生たちによって、ひとつのプロジェクトが実現しました。
文/マイナビステップ編集部
プロジェクト概要
11月11日、東北芸術工科大学(山形市上桜田/学長 中山ダイスケさん)は、笑顔の花を咲かせるプロジェクト「emmyFlower」の開催を発表しました。
装置のセンサーが笑顔を感知すると、それを「emmy」(エミー=笑み)として微笑みの貯金がカウントされ、同時に手のひらに除菌液が噴霧される社会装置「emmyWash(エミーウォッシュ)」を使った活動です。
emmyWashに微笑みかけ、除菌液で手を消毒している学生たち
プロジェクト参加者たちは、2021年10月1日より、このemmyWashを学内10カ所に設置。2500回以上の微笑みを目標にイベントを開催したところ、多くの学生・職員・来校者の支持を得て、1カ月で予想を上回る4541エミーが集まりました。機材のデザインはグラフィックデザイン学科の学生たちが担当しました。
4541回の微笑みの貯金を記念して、東北芸術工科大学では敷地内の本館前鏡池に風車の花を咲かせる展示イベントを11月28日まで開催しています。
運営責任者でもある緑川岳志准教授(企画構想学科)は、今後も「emmyWash」を使った社会実験を展開するため、参加者・参加団体を募集するとのことです。
emmyWash
笑顔を感知すると除菌液を噴霧する「emmyWash(エミーウオッシュ)」は、世界の感染症対策に貢献する社会装置でもあります。詳しく知りたい方は、お問い合わせください。